『少女たちは荒野を目指す』12話(最終回) あらすじと感想 実に爽やかな締め!
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ついに最終回です。王道青春物語らしく、実にさわやかで良い終わり方だったと思います。
以下ネタバレ含むあらすじと感想です。
あらすじ
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黒田さんかわいい
今回で第12話。サブタイは『少女たちは荒野を目指す 』ということで最終回でした。
最終回ではやはり黒田さんが色々と目立っていましたね!
しょっぱなから嬉しさのあまり一人笑いながらガッツポーズ(?)をしているところを文太郎達に発見されます。背伸びをしていたことにしてなんとか誤魔化そうとするも全く誤魔化せていません。
よっぽどゲームが売れていることが嬉しかったんでしょうねー。
他にも勝負に買ったタイフーンのオウギミツテルに対して貸しを作った時の黒田さん。
めちゃくちゃいい笑顔してる!
こんなにいい笑顔ですけど
「人に貸し作るのって快感」
って言ってますからね! 文太郎はオウギに意外とSなんだなーと言われてますが、黒田さんも大概Sです。
あと黒田さん以外で印象に残っているのはテルハとうぐいす。
焼肉屋でのシーン。ゲーム制作について、
「素が出せて、本音が言えて、最後までやり切れたのは大したもんだよ」
とこれまでを振り返って言っているのはテルハでした。
素を出し過ぎるくらい出していて、チーム脱退しそうになっていたテルハが言うと、重みがあるというかなんというか。
うぐいすはといえば、黒田さんのゲーム作りを締め切り無く作ろうという提案に対して、
「限りある時間の中で最善を尽くすのがプロなんじゃないですか?」
と若干、というか結構煽り気味に返しています。
最初の頃はおとなしかったうぐいすですが、今となってはこれです。
成長したということ……なのかな?
青春!
それにしても、それぞれのキャラの変化が感じられる良い最終回だったなーと思います。
特に黒田さん。
ゲーム作りという一つのことを皆で協力して成し遂げることが楽しかったと言っていました。
そしてこれまで、あれだけゲームの完成にこだわってきた黒田さんの口から、やりたいものを作り楽しむためのゲーム作りをしようという提案がされるとは!
まぁこの結果うぐいすに煽られることになるのですけどね。
ED回収
これまでどこのシーンなんだかよく分からないままだったED。
最終回にしてついにEDとつながりましたね!
こういう後から意味がわかるタイプのED好きです。
というかEDに入るまでの流れが実に良かった!
”僕は今、それを探している途中です”という文太郎の文からの”少女たちは荒野を目指す”。
ここで言う”荒野”はゲーム制作だけではなく、もっと広い意味での社会を表しているようにも感じました。
爽やかで良い締めだったと思います!
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