Re:ゼロから始める異世界生活 6話 ネタバレ感想と考察 犯人について!
© 長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
リゼロ第六話、サブタイは「鎖の音」です。
前回の屋敷でのスバルの死についての驚くべき真相が明かされましたね。
色々とスバルに同感な第六話でした。
以下ネタバレ含むあらすじと感想・考察です。
(*5/10 考察部分に追記しました。)
あらすじ
屋敷で過ごす4日目の夜、何者かに殺されてしまったスバルは再び死に戻っていることに気付く。
今度は犯人の正体を突き止めるべく、ロズワール邸の食客として滞在することに。
そしてスバルは頃合いを見計らい、屋敷から出て行くふりをする。ロズワール邸の問題となる夜の様子を外から観察しようと言うのだ。
夕方になっても観察を続けるスバル。しかしそんなスバルの元へ、あの時と同じ鎖の音が響いてくる。
草むらから姿を表したのはスバルにも予想外の人物だった。
気になった点の考察
鎖の音の主は双子メイドのうちのレムだったという驚愕の事実が明らかとなりました。マジですか!
とはいえ、まだまだ謎は多いので、この第六話の中で気になったポイントについて考察していきたいと思います。
犯人について
スバルがラムに童話「泣いた赤鬼」を話して聞かせていました。
それに対してラムは「願うばかりで尻拭いは任せる赤鬼 」と「自己犠牲にひたるバカな青鬼 」どちらと仲良くしたいかとスバルにたずねています。
明らかにこれはラム・レムの双子メイドを暗に示していると考えられますね。
この童話の筋立てを額面通りにこの双子にもあてはめるとすると、ラム(姉/赤鬼)のために、レム(妹/青鬼)が手を汚しているということになります。
つまりはラムのために、レムはスバルを殺そうとしているとかでしょうか。
この童話をレムに話すなとスバルに言っている辺り、ラムはレムが危険な人物であることを知っている、というかラムとレムはグルであり、二人共がスバルの命を狙っているのではないかと思えてきます。
こう考えたのは、どうにもレムが犯人というだけでは、前回のスバルの衰弱(体調悪化)を説明できないからです。毒にしろ呪術にしろ、スバルにそのような細工をわざわざ仕掛ける必要性をまったく感じません。(原因が疾病なら話は別ですが。)
ですが、姉であるラムも、呪術(あるいは毒)を用いてスバルの命を狙っていると考えれば説明はつきます。
(この辺りは前回の記事で考察しました。)
ここでこれまでの屋敷でのスバルの死因を振り返ってみます。
- 1回目【寝てる間に衰弱死(正確には死因は不明)】
- 2回目【衰弱+(おそらく)レムに直接殺された】
- 3回目(まだ死んでない)―レムに直接攻撃されています。体調悪化は今のところ起こっていません。
これまでのそれぞれのループで、スバルは行動を変えており、その結果様々な出来事が起こったり起こらなかったりと変化しています。
ということは、ラムとレム二人がスバルを殺そうとし得るとすると、それぞれのループにおいてスバルを殺した犯人が変わっていたとしても不思議ではありません。
これは半分妄想に近い話ですが、1回目が衰弱死だと仮定すると、1回目はラムが、2回目はラムとレム両方が、3回目(今回)はレムのみがスバルを殺そうとしたと考えると筋が通るように思います。
動機
双子がどちらもスバルの敵になりえるとすると、第5話では、「鬼」を称えるようなスバルの発言に対してレムが反応していましたし、今回の赤鬼の話と合わせて考えると「鬼」が重要なキーワードになってきそうです。
そして、この世界の童話にある「嫉妬の魔女」も。
この推測が正しいかどうかはともかく、動機が非常に重要になるのは間違いないですね。
・・・うーん。とはいえまだまだ不明な点が多く、はたしてレムの独断なのか、それとも誰かに命令されてのことなのかも含めて、動機は推測もできませんね。
来週が待ち遠しいです。
なんだかまとまりのない考察になってしまってゴメンね!
(5/10追記)スバルとレムの和解の可能性
今回のループでは、既にレムはスバルを殺そうとしているので和解は不可能でしょう。
ですが、個人的に双子メイドは好きなキャラなので、スバルが彼女たちと敵対せずにこの状況から脱する可能性について考えてみたい!
ラムが本当にスバル殺害に関わっているかはまだ不明なので、レムについてのみ考えてみます。
大事なのはやはり動機。
死に戻ってきたとき、レムとは初対面でした。この状況的にいって、おそらくこの時点では殺す理由は無いのではないかと考えられます。
となれば、この後のスバルの行動が、レムの殺意に繋がったということ。
この第六話・三回目のループでのスバルの行動としては、「エミリアをデートに誘っていない」そして「屋敷を出て行くと嘘をついて崖から見張っていた」という二点が特徴的に思えます。
このうちのどちらかがレム(あるいは殺害を命令した何者か)の動機に繋がったのではないでしょうか。
怪しそうなのは後者かなぁ。
スバルが屋敷を出た時はまだ明るい時間で、襲われたのは夕暮れ時でした。だいぶ時間が経っていると思います。もしスバルが屋敷を出た時点でレムが殺すつもりだったのなら、そんなに時間が経ってから襲いに行くでしょうか?
もしかしたら屋敷を出たスバルは、あのまま街に向かっていれば生き残ったのかも。
この推測が正しいとすると、スバルが生き残るために取るべき行動は、”死に戻ったらすぐに屋敷から出ること”なのかもしれません。
全体の感想
ことあるごとにベアトリスと話しに行くスバル。死に戻っても、双子メイドのように初対面からやり直すのではなく、既に出会ってる所から始まるというのは、スバルにとってはある種安心できることなのでしょうね。
ついついベアトリスを頼ってしまうのもわかります。
どうせなら攻撃されたことについても相談すればいいのにね。
もしかしたら外見が幼いベアトリスに背負わせるわけにはいかない! とか考えているのかもしれませんね。でもベアトリスは精霊(?)だし、幼い外見のわりに実は何百歳も年上だったとかありそう。
そういえば、マナ吸収も衰弱死の原因になりえるとのことでした。
それが出来るのはパックとベアトリスだけみたいです。衰弱が起きているのは夜なので、今回の件にパックは関わっていないとは思いますが、もしかしたら今後の話に関係してくるかも?
伏線っぽい気がする!
今回は驚愕な事実が明かされましたが、いくつも気になる点が残されています。
特に気になるのはスバルを殺そうとした動機。
いったいなぜなのか。次回が楽しみです。
<関連記事>
dondontyakutyaku.hatenablog.com