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『無彩限のファントム・ワールド』9話 感想 文化的すぎます!

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©秦野宗一郎・京都アニメーション/無彩限の製作委員会

*ネタバレ注意*

あらすじ

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ある日、一条晴彦は廃部寸前の演劇部唯一の部員である北島亜弓から、演劇の助っ人を頼まれる。
そうして、熊枕久留美と水無瀬小糸含むいつもの六人が手伝うことになるが、そこでファントムの気配を感じる小糸。

しかし、何事も無く練習は進み、いよいよコンクール本番を迎える。
晴彦達の演劇は、新選組池田屋事件の演劇である。

ところが本番中、舞台が突然、本物の幕末のように変化する。
実は北島は、コンクールで勝てなかったこれまでの演劇部員の悔しい思いがひとつとなったファントムだというのだ。
事態に困惑しつつも、北島の正体はファントムであるという告白をも演劇に取り入れつつ、なんとか舞台を続ける晴彦達。
ファントムにより、観客さえも演劇に取り込められながらも、無事演劇をやり遂げることができた。

そうして、北島というファントムの思いは満たされたかに見えたのだった。

メタ演劇

今回は演劇をするという話でした。

ファントムであり、演劇部員でもある北島亜弓は”わかりやすさと楽しさ優先”という信条を持っているそうです。

素晴らしい考え方だ!

とは言いつつも、本番ではその正体がバレたことも演劇の一部として続行していますので、なんだかもう複雑怪奇なことになってます。
どういう演劇かというと、

”騙して手伝わせようとしてたファントムを助ける晴彦達”

が、

”騙して争いを生もうとするファントムを成敗する新選組

という演劇を演じるという演劇になっていますからね。
(↑書き間違いではないです。)

作中でも言っていますが、まさにメタ演劇です。

文化的すぎます!

そりゃ「ストーリーはよくわかんないけど、なんか素敵」という感想にもなりますよね。

アルブレヒトの存在感

後半の戦闘シーンは、見ていて爽快感のある良い戦闘シーンでしたね!

ただ、当たり前のようにアルブレヒトが戦っているのが気になります。
一番活躍してましたよ。

そもそも演劇中、ずっと久留美の後ろに立って、時には台本を見せたりと、随分自由な熊だったので今更ではありますけどね。

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このシーンとか、完全にアルブレヒト自身が台本を読んでいるように見えます。

なんか色々間違ってる気がする!

まとまってる!

ベタな展開ではありましたが、一話の中でキッチリまとまっていて面白い回だったなーと思います。

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それにしても小糸が照れてばっかりです。もはやツンがないよ!
でもかわいいからいいか!


そして次回も新キャラが登場するみたいですね。
なんだかちょっとシリアスな雰囲気を感じる次回予告です。楽しみ!

TVアニメ『無彩限のファントム・ワールド』第10話 予告 - YouTube

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