『この素晴らしい世界に祝福を!』8話 感想 一人増えて、一人減った
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一人増えて一人減った
今回は屋敷の幽霊を退治するという話でしたが、前半はまるまるウィズとの会話。
今回初登場のウィズですが、このアニメでは珍しく、すっごいまとも!
そして、この世界の住人にしてはとんでもなく自己主張が弱いです。
リッチーだったり、魔王軍幹部だったりと、尖った設定持ってるのにね。
今はなきデュラハン、不遇なエリスにつづいてようやく三人目の真面目な人だ!
こうして並べてみると真面目な人ほど苦労してますね。
と思っていたら、そのデュラハンは自分の首を転がしてウィズのスカートの中を覗こうとしていた変態だと判明しました。
騎士の誇りがどうとかいってたのに!
まともな人が一人増えたと思ったら、一人減ってしまいました。プラマイゼロ。
厳しい世界だ……。
それにしてもウィズがいい人なだけに、アクアのチンピラさがより際立ちます。
どさくさに紛れてウィズを昇天させようとしてますからね。ひどい!
アクシズ教団には頭のおかしい人が多いというウィズの言葉にも納得。
しかし、すぐ泣きそうになるアクアを見るとなんとなくかわいそうな気にもなってきます。
いやでもチンピラだしなぁ……。
幽霊屋敷へ
後半では、そんなカズマ達の幽霊屋敷での騒動が展開されますが、ギャグテイストだけど結構ホラーなところも。
これで、主人公がカズマ達じゃなかったら怖いよ!
特に終わり間際のシーン。
ここの人形たちの話し声が響いてくる感じは普通に怖い!
が、すぐにアクアが幽霊たちを力技で退治したおかげで一件落着。
かと思ったら、屋敷に幽霊が集まっていたのはアクアが原因のようです。
もはや何も言えないよ。
それでもちゃんと金を受け取らないあたり、カズマはやっぱり常識人よりですね。
魔王もポンコツかな
ウィズは魔王に、のんびり暮らすのは止めないから結界の維持をしてくれと頼まれたそうです。
さっそくアクアに幹部になったウィズが倒されそうになっていますし、魔王の人選ミスはあきらか。
まだ登場していない魔王ですが、すでにポンコツな気配がただよってますね。
ポンコツ主人公達とポンコツ魔王の戦い。
グダグダになりそう!
ウィズも良いキャラですが、個人的に今回一番印象に残っているのはアクア。
冒頭の焚き火が消えた時の泣き方が真に迫ってる!
焚き火自体もなぜか妙にリアルな絵でしたし、相変わらず変な所に力の入ってるアニメですねー。
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