『無彩限のファントム・ワールド』12話 あらすじと感想 ホラーです。怖いです。
©秦野宗一郎・京都アニメーション/無彩限の製作委員会
謎のファントムが登場し、ついに波乱の幕開けといった感じ。次回が実に気になる展開でした。というか普通にホラー!
以下ネタバレ含むあらすじと感想です。
あらすじ
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阿頼耶識社あやしい!
これまで一話完結型だったこのアニメ。ですがこの第12話にして13話という最終回へ繋がる話が展開されました。
登場したのはエニグマという謎のファントム。エニグマに襲われてしまうと特異能力が奪われてしまうそうです。
晴彦達が封印できなかったというこのエニグマの正体も気になるところですが、個人的には阿頼耶識(アラヤシキ)社の怪しさが気になります。
めちゃくちゃ怪しくないですか?
既に何人かエニグマに襲われているのに、阿頼耶識社関係者でもある姫野先生はエニグマの特徴を含め、正体は不明と言っていました。
別に襲われた人間が死んでしまうわけでも無いですし、能力を奪われてしまった晴彦の先輩達は病院で普通に喋っている様子でした。
ということはそれまでに襲われた人からの証言などがあったはずですよね。
なのに正体不明。
これは阿頼耶識社が隠しているようにしか思えないです。
うん。黒幕っぽい。
まぁファントムが見えるようになった原因を作った組織という時点で怪しさ満点なんですけどね。
ホラーすぎるよ
今回は所々コメディがありましたが、全体的にシリアス寄りで、エニグマが登場する所なんかでは恐怖感を煽るようなシーンが結構ありましたね。
普通に怖いよ!
エニグマ初登場の際の夕焼けの路地のシーンがもう既に怖いです。
あれ? いやでもよく見ると美人キャラだ!
むしろなんかエロい!
なんて思っていたらこのシーンです。
・・・怖すぎる!
今にも来そうで来そうで、むしろ早く来てくれ! って見ていたんですが、これにはやっぱりめちゃくちゃビックリ。
ホントもうビックリ系はやめてほしい。
怖いから。
ファントムについて
前回のあれだけ感動的な親子に関わる話を見た後では、晴彦の母親の意識を乗っ取っていたというエニグマが許せません。
と一瞬思ったんですが別にそこまでエニグマというキャラに嫌悪感は感じなかったですね。
なんでだろう。エロいからかな。
それはともかく。
今回の冒頭では、晴彦がファントムについて解説していました。
重要な設定だと思うんですが、なんともあっさり説明しちゃうんですね。
まだよくわからないと晴彦は言っていますが、説明を聞く限りでは、人間の妄想の産物にしか思えませんけどどうなんでしょう。
そして次回、2話で登場して以来、ずっと放置されてきた謎デバイスが鍵になってくる様子。
どんな展開になるのか、予想できませんね。
楽しみ!
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