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甲鉄城のカバネリ 8話 ネタバレ感想 相容れない二人

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©カバネリ製作委員会

甲鉄城のカバネリ第8話、サブタイは「黙す狩人」です。
前回初登場した美馬がどんな人間であるのかが描かれました。ラスボス感漂いますね。
以下ネタバレ含むあらすじと感想です。

*ネタバレ注意*

あらすじ

倭文駅へ、美馬率いる狩方衆がやってきた。
無名に「弱いやつは死ぬしか無い」と教えたという美馬の真意を探るべく、近づく生駒。

そんなおり、カバネが倭文駅へと押し寄せてきた。
圧倒的な力でカバネ達を撃退する美馬達。しかしその戦場で、裏切り襲いかかってきた榎久をあっさり殺してしまう美馬を見て、生駒は美馬に対する不信感を募らせる。

美馬は英雄ではないと確信する生駒。
それが原因となって生駒は無名とも衝突してしまうのだった。

相容れない二人

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美馬が本当の英雄かを見極めるために接近する生駒ですが、初っ端から喧嘩腰で、見ていてなんだかハラハラしてしまいました。信用する気ゼロだよね!?

当の美馬といえば、前回までの流れから言ってとんでもないヒトデナシなんだろうなーなんて思っていたのですが、ところどころ言ってることには正しさもあったりして、そこは意外に感じました。
カバネに支配されているというあの現実においては、「弱いやつは死ぬしか無い」というのは事実だし、自分の身を守るというのは生きていくために当然必要なこと。

問題なのは、単純にカバネに抵抗する力を手に入れ生き残ろうという感じではなくて、おそらくは復讐のために行動していることですね…。

10年前の戦いの最中、カバネの中に置き去りにされ、その復讐をするべく金剛郭を目指しているという流れでしょうね。カバネの研究もして、無名にカバネリ化を施していたというマッドサイエンティストぶりも全て復讐のためなのでしょう。
元々は良い人間だったけど、復讐のために歪んでしまったというパターンかな。

会話を聞く限り、美馬も美馬の父親に当たる将軍もまともな人間では無さそうで、一体これからどうなるやら。美馬親子の争いに生駒達が巻き込まれてしまうのはまず間違いないでしょうね…。

無名と生駒

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無名の美馬に対する心酔っぷりは思っていたほどでも無かったかなーという印象です。

美馬に甲鉄城の親鍵を取りに行くように言われて、無名ははっきりと戸惑っていました。そして、菖蒲のもとへ向かう時の表情も思いつめたような雰囲気でしたし、菖蒲に対しても仕方なしに行動している感アリアリでした。

あらためて考えてみると、無名にとって美馬は命の恩人だし、居場所を与えてくれているし、生き方までハッキリ示してくれているしで美馬に依存するのもしょうがない話であるように思いますが、そこまで依存しているわけではないのかも?
無名にも、美馬に対してなにか思うところがあるのかもしれませんね。
やはり度々無名の回想に出てくる、殺されてしまった仲間が関係しているのかな。

人間同士の争い

ここにきてカバネの影が少し薄くなってきましたね。本格的な人間同士の争いごとに突入しそうな予感がします。

あと数話でカバネ関係まで含めて決着がつくのか。甲鉄城の親鍵を手に入れて美馬は一体何をしようとしていたのか。

来週が実に楽しみ!


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