甲鉄城のカバネリ 10話 ネタバレ感想 どうするのコレ!?
甲鉄城のカバネリ第10話、サブタイは「攻め上ぐ弱者」です。
囚われた生駒による美馬への反撃が始まりました。予想の斜め上を行く展開にどうするのコレ!? という感じです。
以下ネタバレ含むあらすじと感想です。
あらすじ
美馬に捕まり、檻の中へと入れられた生駒。
しかし、時機を伺い、拓海達と協力し反撃に出る。
順調に美馬の部下を撃退し先頭車両を目指していくが…。
美馬の過去
戦場に置き去りにされたという美馬の過去がハッキリと説明されましたね。
10年前に、カバネ討伐のための軍の指揮を任された美馬。順調に九州まで進軍していったものの、突如補給が止まり、壊滅に陥ってしまったのだとか。
なるほど。
父親である将軍に復讐したいと願うのも無理は無いのかなとも思いますね。
だからといって砦をカバネに襲わせたり、砦から出てカバネと積極的に戦うべきだという主張になるのは納得がいきませんけどね…。
父親が管理しているゆえにこの国自体も恨んでいるとかでしょうか。
そもそもなぜ父親は補給を止めたのか。
今のところ全くの謎ですが、幕府内での権力争いによる策略とかでしょうかね。
なんにせよ、戦況は良かったのに軍隊壊滅させちゃうあたり、父親というのはろくでもない人物なのでしょう。
急にほのぼの!
反撃の機会を伺う生駒達。緊迫した雰囲気が続きます。
そんな中、突然始まった生駒と逞生によるなんだか気の抜けた会話に、思わずほのぼのとしてしまいました。
良い友達関係だなー。
ホント逞生は良いキャラしてますね!
ただ、この後の展開を見てからだとこの辺りのシーンはなかなかくるものがあります…。
反撃開始! だけど無名は…。
巣刈の協力もあり、ついに反撃に出た生駒達。
結構アッサリ美馬の部下達を倒していきますね。
幹部っぽい人も、逞生の協力があったおかげとはいえ、生駒に倒されてしまっていますし。
非常にどうでも良い話なんですが、このマチェットみたいな刃物はククリという武器ですね。ちょっと調べてみたんですが、ネパールとかインドの地域伝統の武器みたいです。
このカバネリの世界観的に言うと、どうでしょうね。この日ノ本という国は完全に鎖国状態というか交易がそもそも出来無さそうに見えますし、ククリの存在は少し違和感があるような?
まぁ、そんなところまで細かい設定を求めるのは無粋ですし、めちゃくちゃカッコイイので置いときましょう。
個人的には来栖による刀 VS ククリとか見たかった!
・・・
生駒達が順調に攻め上がる一方、無名は美馬に逆らったために、薬品を注射され、洗脳?されてしまいました。
前回までで無名は美馬に対して不信感を抱いていたわけですが、決別の決定打となったのは美馬の「母のようにはなりたくないだろう」という発言でしょうね。
人でなし発言すぎますよね。部下達はそんな美馬に付いて行っていいのか…。
どうするのコレ!?
どんどん絶望的な状況へと変わっていき、最終的には無名が生駒を刺して、生駒は川(海)へと落ちてしまいました。
なんだかすごいアグレッシブな展開で相当驚いてます。
一体どうなるんだコレ……。
驚きと言えば、やはり今回の一番の驚きは逞生の死ですね。
生駒との会話でほんわかしただけに余計ツライ…。
生駒にしても、目の前で、しかも自分を守るために親友が命を落とすし、さらには仲の良かったはずの無名に刺されるて落下するというトラウマのオンパレード。
えげつないですね。
絶望的な状況ですが、希望としては逞生が最後に手に取った緑の石がなにかあるかも? という所と来栖がまだ出てきてないという所ですね。
なんて心もとない希望。
おそらく後二話で完結だと思いますが、一体どうなっていくのか、楽しみでもあり不安でもあります。
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