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甲鉄城のカバネリ 12話(最終回) ネタバレ感想 無名の良い笑顔!

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©カバネリ製作委員会

甲鉄城のカバネリ第十二話、サブタイは「甲鉄城」。最終回です。
相変わらずのハイクオリティな作画を最後まで楽しむことが出来ました。以下ネタバレ含むあらすじと感想です。

あらすじ

美馬による策略で、カバネに襲われる金剛郭。
さらに、無名はヌエとなって街を襲い始める。

血漿を使い、自身をカバネとして強化した生駒は、美馬を倒し、無名を助けるべく、行動を開始するのだった。

生駒対美馬

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ついに生駒と美馬との戦いに決着が付きました。

美馬としては将軍に対する復讐という大きな目的を果たしていますし、生駒の相手などせずにそのまま立ち去っても良かったはずです。
やはり、破滅主義的な、目的を達成した後のことはどうでも良いという考えを持っているのでしょうか。・・・いやでも、それだと生駒に恐怖するという描写とは齟齬があるかな。


なんにせよ、やはり生駒と美馬の戦いは盛り上がりましたね!

特にあの緑色の石の使われ方が良かったなと思います。

過去に妹を守ることが出来ず、しかし今回こそついに無名を守ることが出来た生駒。
弱い者は死ぬしか無い(=生駒の妹は死んで当然だ)という思想を持つ美馬を、無名の持つ妹の形見の石が契機となって生駒が倒す事が出来た、というのは実に良い構図ですね。

美馬の白血漿

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血漿を使っていた生駒の命は美馬が持っていたと思われる白血漿のおかげで助かりました。

特に美馬が生駒に白血漿を打ち込んだという描写はありませんでした。
おそらくは、無名を助けた後、気を失って倒れている生駒に対して美馬が打ち込んだ弾丸に、白血漿が入っていたんじゃないかなと思います。あれが白血漿じゃないのだとしたら、閃光が飛び散っていて心臓に当っているのは間違いありませんから、致命傷になっていたはずです。

なぜ美馬はそうしたのか。
イマイチわかりませんが、生駒に対して恐怖を感じてしまった美馬は、自分も所詮父親と同じ臆病者だという事に気づき、半ば捨鉢な気分になってそうしたのではないかなと思います。あるいは実は無名に対する情があったとか。

良い最終回だった!

なにはともあれ、逞生という大きな犠牲は出てしまいましたが、無名も生駒も来栖も、無事甲鉄城へと帰ることができました。

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この、無名たちを甲鉄城の皆が受け止めようとするシーン。
なんだかグッと来てしまいました。泣ける!
こういう離れ離れになっていた仲間を皆が受け入れるみたいなシーン良いですね。


そして最後は、金剛郭を無事脱出する甲鉄城と無名の笑顔で締めと、とても爽やかで良い最終回だったと思います。
菖蒲にも出番があって良かった!


というわけで感想は以上です。

どうやら総集編ではありますが、劇場版も上映されるとのこと。
良い作品でしたし、いつか二期が来ることを期待です!


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