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Re:ゼロから始める異世界生活 21話 ネタバレ感想と考察 やっぱりレムがヒロインだった

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© 長月達平株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会

リゼロ 21話、サブタイは「絶望に抗う賭け」です。
色々思うところはありますけど、一番強く感じたのは「やっぱレムがヒロインだった!」です。ええ。イチャコラしおって!
あ、スバルの成長も感じることができたし、物語としてももちろんおもしろかったです。
以下ネタバレ含む感想と考察です。

*ネタバレ注意*

三匹の白鯨の真相。スバルが気付く必然性の考察

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前回、突如現れた三匹の白鯨。
絶望的な状況ですが、そこはさすがのスバル。絶望を繰り返してきただけあって、簡単には折れません。ていうかレムが折れることを許してくれません。

そしてこの事態に、もし群れで行動するならば、それが知られていないのはおかしいとクルシュが疑問を呈します。
もっともな疑問ですね。

それに加えて、リカードの白鯨の攻撃が軽くなっているという証言とヴィル爺が目を切り取ったのは一匹だけなのに、他の二匹の左目も同じく負傷していることを知ったスバル。

これらのことから、白鯨は分身していて、一匹一匹はむしろ弱くなっていること、さらには本体がどれかをスバルは特定しました。
スバル、有能!

スバルが気付く必然性の考察

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スバルが気付くキッカケとなった情報はクルシュたちも知っていることなのに(ヴィルの目攻撃は目撃しているし、白鯨が弱くなっていることは自身で感じている)、なぜスバルがいち早く分身に気付くことができたのか。
「主人公だから」と言いたくなりますが、しかしこれには必然性があるように思います。

理由は単純で、スバルは”分身という能力”を知っていたから。

この世界の住人であるクルシュたちにとってはおそらく、いくら魔獣といえど分身するなんてことは馴染みがないことで、完全に予想外の事だったのでしょう。
なぜなら、もしその可能性を知っていたとすれば、戦闘経験の少ないスバルより、クルシュたちが先に気付くほうが自然ですから。

対してスバルは、分身という能力に馴染みがあります。
それはもちろん現代におけるマンガやゲームなどのフィクションの上で、です。

一見、スバルがいち早く分身に気付いたのは主人公補正のようにも見えますが、そこにはこのような理由があったのではないかなーと思いました。

白鯨攻略。ヴィルの思い

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三匹から本体を見抜いたスバルは、フリューゲルの大樹を使った策により白鯨本体落とすことに成功。
スバル本人も言っていますが、移動する白鯨に大樹をちょうどぶつけるとか賭け過ぎますね。

そういえば白鯨のツノに乗ったスバルは「シカトできないほどウザさに定評ある男だぜ」と言っていました。
……自覚あったんだね。
いや、今回だけはカッコ良かったと思いますけどね。
ただ、それ以上にカッコイイ人たち(ヴィルとクルシュ)がいるので霞んでいますけど。

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そして白鯨にトドメを刺したのはヴィル。
テレシアとの回想も流れました。

”ヴィルがテレシアに剣聖をやめさせた”というのはなるほどそういうことかーという感じ。
となると、なぜその後テレシアが白鯨に挑むことになったのか気になるとこですが、アニメではやらないでしょうね。

白鯨を倒したヴィルの「愛している」がとても印象的。
これは想像ですが、不器用で素直に本心を言葉に表せられず、テレシアに伝えることができなかった言葉だったのかなーと思います。
実に感動的。

スバルの成長。クルシュはヒロインならず

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スバルを英雄だと褒めるクルシュ。
スバルのことをいくらか琴線に触れることもないではないとも言っているクルシュですが、しかしあくまで友人的ポジションみたい。

なんてこった・・・。
パトラッシュはヒロイン入りしたのにクルシュはしないなんて!

諦めるしかないか(血涙)。


それはさておき、クルシュとの会話の中で、一番印象に残っているスバルのセリフがこれです。
「俺はエミリアを王にするよ」に続く、
「誰のためでもなく、俺がそれをしたいんだ」

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間違いなく、以前までのスバルなら、”エミリアのために”と言っていたでしょう。
しかし、あくまで自分の意志に従って、本心から行っているのだという宣言。

スバルの成長が感じられる良いセリフだったなーと思います。

それにしても、朝日の描写がキレイでした。
それまで、暗い中での戦闘が続いていたので、さらにその美しさが引き立って、どこか爽快ですらあります。

レムがヒロインだった(何回目だ)

今回はいつにも増してスバルとレムがイチャイチャしてましたね。

「スバルくんの匂いを嗅ぐのはレムの特権です」から始まり
胸クッションからの「ごちそうさまです」(なぜレムが喜ぶ)
そして極めつけはオデコとオデコくっつけ。

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イチャコラしてるんじゃないよ!  かわいいけど!  かわいいけど!
やっぱりレムがメインヒロインでしたね(数回目の気付き)。

そんなレムですが、ドクターストップがかかってしまいスバルとは離れ離れに。
もしかしたらアニメはレムがいないまま完結するかもですね。

まとめ

というわけでリゼロ第21話の感想でした。(長くなってしまった…。)
絶望的な状況からの説得力のある展開で、ヴィルの話も感動的。いい話だったと思います。

白鯨を倒し、残すところは魔女教討伐。
新たに味方として参上したのはかつてスバルを(理由あって)ボコったユリウス。
それを見て顔をしかめるスバルだがどう対応するのか・・・? というところで今回はおしまい。

最後は若干不穏な空気もありましたが、成長したスバルならうまいこと自制してくれるのではないかと期待。
あの表情からすると無理っぽいですけどね。

次回が楽しみです。


↓ちくちく原作一巻読んでますがやっぱおもしろいです。エミリアのヒロインっぷりを再確認中。

<これまでの感想記事>
dondontyakutyaku.hatenablog.com

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