緻密な脚本が楽しめる!おすすめ密室劇・会話劇アニメランキング
密室劇・会話劇アニメベスト8!
基本的にワンシチュエーションで展開される密室劇。秀逸なドラマと会話が見所ですよね。映画『十二人の怒れる男』やこれをモデルとした『12人の優しい日本人』で有名ですが、実は! アニメにも密室劇があります。
ということで、おすすめ密室劇・会話劇アニメを、1話単位のランキング形式・詳細なネタバレ無しで紹介していきたいと思います。
第1位『四畳半神話大系』第10話:四畳半主義者
『四畳半神話大系』
京都を舞台に薔薇色のキャンパスライフに憧れる「私」の生活が描かれる、基本1話完結型のマルチエンディングストーリーのアニメです。
今回取り上げた第10話に登場するキャラクターは、なんと主人公である「わたし」(CV:浅沼晋太郎)一人のみ。この「わたし」が迷い込んでしまった、同じような部屋が延々と続く世界からの脱出劇が描かれます。
他のキャラが登場しませんので、当然「わたし」のモノローグだけの30分。この1話それ自体も面白いのですが、それまでの伏線を一気に回収していくところも見所です。
第2位『氷菓』第19話:心当たりのある者は
『氷菓』
男子高校生を主人公とする、青春学園ミステリです。
第19話は、部室にいる主人公達二人が偶然聞いた
「十月三十一日、駅前の功文堂で買い物をした心当たりのある者は、 至急、職員室柴崎のところまで来なさい」
という校内放送のみから、その意図を推論していくというお話です。いわゆる「九マイルは遠すぎる」ゲームですね。最後には意外な真相が明らかに!?
この回だけ見ても楽しめると思います。
第3位『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』第9話:ネットに棲む男
『攻殻機動隊 S.A.C』
対犯罪組織である公安9課、通称「攻殻機動隊」を主軸に据えたSFアニメです。言わずと知れた名作アニメですね。
第9話では丸々、未来のネットチャットルームでの討論が描かれます。話自体が大きく動くわけでは無いですが、それまでのエピソードに対する、様々な角度からの意見・解釈がされ、新たな謎も提示されるなど、理解の助けになる回であり、映像的にも興味深い回です。
第4位『SHIROBAKO』第14話:仁義なきオーディション会議!
『SHIROBAKO』
アニメの制作会社を舞台としたお仕事アニメです。
第14話ではアニメの声優を決めるための会議が延々と行われます。喋るのはほとんどオッサンキャラですが、それぞれの思惑が絡まり、紆余曲折を経る会議、見ていて楽しいです!
第5位『ヒストリー機関』
『ヒストリー機関』
世界が滅び、人類はシェルターの中で生活している未来。世界滅亡の原因について過去の記録映像から推測・討論するというお話です。
7分ほどのアニメですが、ギャグメインで最後はきっちり落としてくれます。そして、10人程のキャラ全員を山寺宏一さん一人で演じ分けているのも見所。