『迷家‐マヨイガ‐』1話 感想とあらすじ 怪しげな雰囲気!
©diomedea・Ponycanyon/project迷家
第一話ということで、まだまだ導入といったところ。
ですが、すでにおどろおどろしい雰囲気が漂っていて次回が楽しみです!
以下ネタバレ含むあらすじと感想です
(4/9追記)
あらすじ
『第1回人生やり直しツアー』に参加した若き男女たち30名。彼らは納鳴村を目指していた。
そこでは、”行方不明者”たちが、現代のルールに縛られない新たなコミュニティを作って生活しているという。
主人公・光宗はそんな納鳴村で人生をやり直すべくツアーに参加したのだった。
参加者たちはバスに乗り納鳴村を目指す。
途中トラブルがありながらも、ついに一行は納鳴村へと続く鉄橋へとたどり着いた。
怪しげな雰囲気
この第一話では、登場人物それぞれの紹介がされました。
人生やり直しを目指すだけあって、個性的というか、クセのある面々が揃っていますね。
不思議ちゃん高校生の真咲。
15歳にしてラッパーのよっつん。
眼帯中二病の氷結ジャッジネス。
銃火器大好き口調が変なニャンタ。
などなど。
これだけ見ると、すごい人生ハッピーそう。
とは言え、全員が全員本当に人生やり直しを目指しているわけではなくて、単純に納鳴村に興味があったり、別の理由のもと来てる人もいるようです。
今後、それぞれの思惑がからみ合ってトラブルが発生なんてことも起こりそうですね。
公式サイトのキャラ説明を見て思ったんですが、10代のキャラがいっぱいいますね。
光宗のことを気に食わないから遊んでやろうと言っていたマイマイも17歳の高校生だそうです。
OLかと思ったよ。
そんな濃いキャラ達の中でも比較的まともそうな主人公・光宗ですけれども、この第一話にしてすでに
「どんなに仲良くなっても結局は他人だもん」
などと心の闇が見え隠れするような発言をしています。
なにやら過去に、母親に関するトラウマを抱えている様子ですが、この先の展開に関わってきたりするんでしょうか。
運転手の運命やいかに
ツアーの参加者は、事前に遺書を準備しなきゃいけないあたり、主催者であるダーハラ達は、人が死ぬことを前提としてるんじゃないかと思えてきます。
というかこのアニメの雰囲気からいって人が死ぬのは間違いなさそう。
個人的には唯一の部外者である運転手が真っ先に死にそうだなーなんて思っていました。
ブチ切れてバスを暴走させてしまうあたり、この運転手も相当危険人物ではありますが、一応いまのところ常識を持ってる人ポジションです。
こういう、常識人な部外者ってすぐ死んでしまうイメージ。
しかし、キャラクター数でいうと、キリの悪い”31人目”です。
これは参加者を送り届けたら普通に帰ってしまう可能性が大いにありますね。
『迷い家』
なんとなく不吉なイメージが湧いてくるこの『迷家』というタイトルですが、どうやら民族伝承に「迷い家」というものがあるようですね。
柳田国男の遠野物語などに記されているそうです。
さっそく読んでみたのですが、迷い家は幸運の象徴のように書かれてました。一種のユートピアのようです。
『迷家』の公式サイトではユートピアを目指す主人公達、といったように書かれていますから、タイトルの元はこの「迷い家」で間違いないでしょうね。
ですが、このアニメの雰囲気から言って、迷家というのはただのユートピアには見えないですよね。
うーん。どういうことなんだろ。
なんにせよ、次回はいよいよ納鳴村に入るということで、実に楽しみです!
(*追記
「迷い家」はwikipediaで読めますので、リンク貼っておきます。
ちなみに青空文庫なら遠野物語全文読めます。
迷い家 - Wikipedia)
他春アニメの感想も書いてます。
『ジョーカー・ゲーム』1話 あらすじと感想 原作から少し補足! - どんどん着々アニメ