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迷家‐マヨイガ‐ 7話 ネタバレ感想と考察 色違いの靴について!

迷家‐マヨイガ‐ 2016春アニメ

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©diomedea・Ponycanyon/project迷家

*ネタバレ注意*

迷家7話、サブタイは「鬼のいぬ間に悪だくみ」です。
光宗の過去が明らかにされましたが、それに伴い気になった点も出てきました。というのは、7話冒頭の回想と1話での光宗の回想に食い違いがあるのです。
そこでこの記事では、光宗の過去に焦点を絞って考察してみたいと思います。

情報の整理

最初に、この第7話から考察に必要な情報を整理しておきます。

光宗の過去

光宗がまだ幼い頃、時宗という双子の兄弟がいました。

双子ですが、おとなしい性格の光宗に比べて、時宗はやんちゃで手のかかる性格をしているようです。

ある日、兄弟二人で遊んでいましたが、時宗が塀に登って遊びだし、そして転落してしまいます。

そのまま時宗は亡くなってしまいますが、そのショックから光宗の母親は、光宗を時宗だと呼び始めます。
母親の中では光宗という存在は抹消され、時宗として光宗を認識しているのです。

結局そのまま光宗は時宗として暮らしていくことになります。


光宗がこのツアーに参加したのは、こうして時宗として生きてきたが、本来の光宗として生きてみたいという願望からのようです。

元の世界に戻る方法

何かを知っている様子の真咲にトンネルへと導かれた光宗は、元の世界に戻る方法として以下のように説明されます。

元の世界に戻りたかったら、まずこのトンネルを抜けるの。

戻るためには向き合わなくちゃいけない。自分と戦うの。

トンネルの先から現れるのはトラウマを映し出した怪物。
”自分と戦う”とはつまりトラウマを克服するということであり、そうして初めて元の世界に戻ることができるということなのでしょう。

ですが、光宗は化物に押し戻され、逃げ帰ることとなります。


以上をふまえて、光宗の過去について考察してみます。

光宗の過去について考察

色の違う靴

記事冒頭で触れた光宗の回想の食い違いの一点目は、塀の上を歩く時宗の靴の色の違いです。

第一話の終盤、バスの中で眠りこける光宗は悪夢を見ます。その内容はまさに時宗が塀の上から落ちてしまったというトラウマそのものでした。

しかし、この第一話の回想で塀の上を歩く人物が履いているのは色の靴。
それに対して第7話の回想での靴の色は水色なのです。

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第7話の回想から、履いている靴の色はそれぞれ光宗は赤色時宗は水色ということがわかります。

さらにいうと、第一話回想での塀の上の人物のシルエットは半袖シャツ・長いパンツを身に付けているように見えます。第7話の回想では、光宗が半袖シャツ・長いパンツを、時宗はノースリーブ・ハーフパンツを身に付けています。


これらのことから、第一話での回想では光宗が、第7話の回想では時宗が塀の上に登り、落ちてしまったということになります。

一体どちらが本当に起こったことなのか。
それぞれ考えてみます。

落ちたのが時宗の場合

第7話での回想通り、光宗自身そう信じているのがこのパターンです。
つまり、自分は光宗であり、母親からは死んでしまった時宗として認識されて生きてきたということ。

この場合、第一話での光宗自身が塀から落ちるという回想にどんな意味があるのか。
正直よくわかりませんね。

無難な解釈としては、それまで時宗として抑圧されて生きてきたために、光宗としての自分は死んでしまったように感じていた。そしてそれゆえにあの時死んだのは時宗ではなくて光宗だという夢を見てしまったのだ、というものでしょうか。
あるいは、それまで時宗として抑圧されて生活してきたが、このツアーに参加し、光宗と名乗りだしたゆえにアイデンティティが揺らぎ、その結果見た夢ともとれます。

いずれにせよ、事実時宗が落ちて死んでしまったのだとすれば、第一話の回想は本編の展開には大きく関与しないでしょうね。

落ちたのが光宗の場合

第一話での回想を正しいとした場合です。

この場合は色々と複雑怪奇なことになります。

まずなんといっても、光宗と時宗どちらとも死んでいない可能性が出てくるのです。

塀の上から落ちるという描写の後、病室に視点が移りますが、そこには2つのベッドが並んでいます。母親が登場し(おそらく)光宗のベッドを素通り、もう片方のベッドへ駆け寄り無事でよかったと言っています。
その母親へ光宗は「母さん何言ってるの。僕はこっち」と言っていました。

この描写をそのまま受け取ると、ふたりとも病院にいることから、実は塀に登ったのが一人だけではなく二人共であり、落ちてしまったのも二人だと考えられます。(落ちそうになった人物を下にいた方が助けようとして巻き込まれたという可能性もあります。)

いずれにせよ、時宗が無事なので光宗が時宗として生きる必要もなく、トラウマとはなり得ません。ということはこのツアーに参加する理由もなくなってしまいますね。


別のパターンを考えてみます。
つまり、塀から落ちたのが光宗であり、そして光宗が死んでしまっているパターン。病室のシーンは心の中で作り上げたものだという場合です。

この場合、主人公でありツアーに参加している”光宗”は実は時宗であるということになります。これまでの人生を、”本当は光宗なんだけど時宗を演じている”と思い込んで生きてきた時宗だということですね。

一体どういうことなんだ…。

半端無くこんがらがった話ですが、これが正しいとすると、”光宗”がトンネルで出くわしたペンギンぬいぐるみの怪物に押し戻されてしまった事の理由を説明付けられるのです。

怪物に押し戻される光宗

上で書いたように、真咲の言葉を信じるとすれば、トンネルを抜けるにはトラウマを克服することが必要です。
そしてトンネルで化物に挑む光宗は「僕は光宗なんだ!」と確信しています。
一見母親に光宗として認識されずに生きてきたというトラウマを克服しているようにもみえますが、結局怪物に押し戻されてしまいます。

一体なぜ彼はトンネルを抜けることが出来なかったのか。

まだ母親と向き合う覚悟が足りなかったという可能性もあります。

ですが、光宗が実は時宗だったとすれば理由は簡単です。「僕は光宗なんだ!」というのは誤りなわけですから。
この場合「時宗」と呼びかけてくるペンギンのぬいぐるみと(おそらく)母親が合体したこの化物は、別のトラウマが原因となって現れているということになります。

なのでこれから時宗としての自覚をもって、トラウマを克服するという流れになるのかもしれません。


長くなっちゃったので考察はこの辺で!

全体の感想

長々と考察書いておいてなんですが、個人的感触としては主人公の光宗はやはり本当に光宗なんじゃないかと思います。
だって時宗だとしたらややこしすぎるし…。
アニメでこなせる話には思えません。


この考察書くにあたって第一話の回想シーンを見返してみたんですが、病室のシーンに謎の影があるんですよね。影といっても人影とかではありませんが。

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これの左上です。
花瓶の影にように見えますが、それがあるべきところに何もありません。
ちょっとホラーで怖いですけど、あまり深く考えないほうがいい気もします。


考察では触れなかったんですが、光宗と颯人の関係がとても気になります。

颯人は光宗の過去について知っているんでしょうかね。

そして真咲を縛り付けるという、何だコレ! っていう展開を迎えた迷家本編。未だにどのような話になっていくのかわかりません。

来週が楽しみです。

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