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どんどん着々アニメ

アニメの感想メイン。時々考察・その他雑記なブログです。

迷家‐マヨイガ‐ 12話(最終回) ネタバレ感想&総評 作品のテーマ

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©diomedea・Ponycanyon/project迷家
迷家最終回である第十二話、サブタイは「ナナキは心の鏡」です。
よくまとまったなー! というのが一番の感想です。以下ネタバレ含む感想と全体を通しての総評です。

*ネタバレ注意*

こはるんと神山

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暗躍していたこはるんですが、実は神山の娘であり、その目的は父親のナナキを見つけ、老いを止めることでした。

ナナキを大きくするような事をしていたのは、ナナキを刺激すればトラウマが増幅し、ナナキが消えないかもしれないという仮説を颯人で試すためとのこと。

そもそも父親のナナキが見つかってない状態でそんな仮説を検証しても意味がない気がするんですが、いまいちよく解りません。

それにしてもこはるんと神山が親子というのは少し驚きました。個人的には教授とその助手的関係だと予想していたので。

真咲とレイジ

レイジの正体は実は真咲の空想上の存在であり、幼少期から共に育ってきた物だったことが明らかに。
某名作映画と同じようなことですね。

真咲自身この時までレイジが自分の妄想だとは知らなかったようです。17年間ずっと実在していると思っていた自分の大切な人が、実は存在しなかったという、恐らく作中の人物達の中でも最大級に闇が深そうな事実を突き付けられた真咲。

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そのわりに立ち直り早いな!

光宗のもふもふしてそうで可愛らしいナナキのお陰ですね。

参加者達の行方

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レイジからナナキについての真実を聞かされたツアー参加者達は、それぞれの意志に従い、納鳴村へ残る組と、ナナキを受け入れて元の世界に帰る組に別れることとなりました。

そして次々と誕生するカップル。
ヴァルカナとこはるんは確かにお似合いなカップルな気がしますね!

残留組と帰還組の別れるシーンとか結構グッときちゃいました。
特にナンコとリオンとマイマイが抱きしめるシーン。
確かな絆が感じ取れました。


12話の感想はこれまでです。
9話あたりまでは一体この話は収拾がつくんだろうかと不安に思っていたのですが、11,12話で一気にまとめ上げてくれました。面白かったです。

総評

簡単に『迷家』全体を通しての感想を書いていきます。

テーマはなんだのか

この迷家というアニメは何が言いたかったのか。

それは『人はそれぞれ色々な苦労を抱えて生きている。そしてその対処の仕方も人それぞれなのだ。』ということかなーと感じました。

12話のリオンのセリフ。

「周りの人達は皆幸せそうに見えた。正直嫉妬だってしたよ。だけど、ここに来て皆同じなんだって気づいた」

まさにその通りで、人それぞれ色々な過去を持っており、それがこの納鳴村においてナナキを通してハッキリとわかりました。

そしてその過去に対する対処の仕方、すなわちナナキを受け入れるのか、それとも受け入れずに村に残るのか、という選択肢が提示され、それぞれの意志にまかされるのです。

過去を受け入れて力強く生きていこう! という一辺倒な結論ではなく、逃げることも許されるのだという事も示されていて、その点は良かったと思います。

逃げる組=村に残る組には、自我が保てないかもしれないというリスクが残っている辺り、どことなく前者を支持しているようにも取れてしまいますが、こはるんが自我を保つ方法をなんとか探してみせると強く言い切って希望を見せているので、どちらも良いのだという事なのでしょう。


31人というかなり多いキャラクター数は、人それぞれの思いがあって、それぞれの選択があるのだという事を示すためだったのでしょうね。

感想

始まる前から、水島努監督と脚本・岡田磨里のタッグという事で、期待していました。特にPVとかの雰囲気からいって、ミステリーを期待していたんですが、実際にはヒューマンドラマでしたね。

まさか一人も死者が出ないとは。

ミステリーアニメじゃないというのは、登場人物が30人もいる時点で察するべきではありました。


全体としてみると、放り投げられた謎とか伏線とかがあってもやもやしてしまいますが、最終的に話はまとまったし、面白かったと思います。
マイマイとナンコ、リオンの関係にはスゴイほっこりしましたし、最後のシーンのおかげで、もやもやした点もどうでもよくなりました。

そして何より、先の読めないオリジナルアニメということもあって、色々と考えながら視聴するというのが楽しかったです!


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