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『少女たちは荒野を目指す』7話 感想 この青春物語、見ててつらい。

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*ネタバレ注意*

あらすじ

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美少女ゲーム完成を目指して、シナリオを書き続けようとする北条文太郎だったが、重要な告白シーンがなかなか書けずにいた。告白した経験がないため書けないという文太郎。
以前にも相談したプロのライター、ブルータスに願望をかけとアドバイスされるも、なかなかうまくいかない。
メンバーそれぞれの考えるシチュエーションを試してみるも、これも失敗。

そこで、文太郎は夕夏の提案で一緒にデートにいくことにする。
これをきっかけとして、文太郎は「自分を肯定してほしい」という願望を自分は持っているのだと気づいたのだった。

しかし、シナリオの進みが遅いことに業を煮やした黒田砂雪は、ついに文太郎にカンヅメ宣告をした!

各自の妄想が炸裂

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今回では、文太郎のシナリオの参考になればと、メンバーそれぞれの理想とするシチュエーションを実演していました。

どれもカオス。

黒田さんは殺害予告付きのラブレター。夕夏はヒロインがヒーローなアクション物。テルハはBL(?)。

美少女ゲームとはいったい……。


唯一うぐいすだけは、病床のツンデレというなかなかぐっとくるシチュエーションでした。うぐいすかわいい。

しかし、文太郎はピンと来なかったようですね。
奴はきっとロリコンじゃないんでしょう。いや私も違いますけど。

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それにしても、水鉄砲まで用意しているとはもはやただ遊んでるだけにしか見えません。そんな場合なの? とも思いました。
がしかし、水鉄砲を当てられて弱ってる黒田さんがかわいかったので万事OKですね。

見ててツライ

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文太郎と一緒に擬似デートしてる時の夕夏の気持ちを考えるとほろ苦い!

ベタな展開ではありますが、このもどかしい感じ、確実に見ている側の心を抉ってきます。
見ててつらいよ!

そんな二人のデートですが、夕夏の「好き」という言葉のおかげで、文太郎は自分の「他人に認められたい」という願望に気づくことが出来ました。

夕夏としては思わず「好き」と言ってしまったのを「人として好き」という話で誤魔化しただけです。
(もちろんこの部分も本音でしょうけど。)

それが文太郎としては、思いがけずうれしく、自分の願望の気づきに繋がったということですね。

思えば文太郎が美少女ゲーム作りに参加した理由も、黒田さんに脚本家としての能力があると言われ、必要とされたからですし、文太郎は承認欲求が強いということでしょうか。

それにしてもこの、気持ちがすれ違ってる感じ、つらいよー。
夕夏が報われなさそうなのがさらにね。
文太郎の反応的に、なんだか夕夏の気持ちを察していそうな気もしますが、どうなんでしょう。

修羅場モード

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ヘリコプターをバックに登場した修羅場モード黒田さん。
カッコイイけどなにしてるんですか。

カンヅメ宣告をしていましたが、文太郎は一応シナリオを書く糸口を見つけたんじゃ?
次回はガンガンシナリオを書く(書かされる)文太郎が見れるのかもしれませんね!

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