『Re:ゼロから始める異世界生活』2話 あらすじと感想。疑問点いくつか。
© 長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
リゼロ第二話です。サテラを助けるべく、一人奮闘し始める主人公・スバル。目の離せない展開、そしていい引き。とても楽しめました。
以下ネタバレ含むあらすじと感想です。
あらすじ
幾度かの死を経験し、それでも気がつくと街の路上にいるという現実。
そこでついにスバルは、自分には死ぬと始めの状態に戻る”死に戻り”が起こっているのだと認識した。
そしてスバルはサテラやフェルト、ロム爺の命を助けるべく、懸命に動き出した。
途中、ラインハルトという赤髪の男に助けられたりしながらも、さっそくフェルトとロム爺のもとへ向かうスバル。
スバルはフェルトに記章を譲ってもらおうと交渉するが難航。
そんなところへ扉を叩く音が響く。
エルザを思い出し、身構えるスバル。
しかし現れたのは、このループではまだ会っていない、サテラの姿だった。
運命の強制力?
いよいよ主人公・スバル自身もループに気づき、サテラ(偽名)を救うべく行動を開始しましたね。
面白くなってきました!
どうやらこの物語にも、ループものにはお馴染みとも言える”運命の強制力”があるようですね。
細かい条件などはよくわかりませんが、大きな出来事は毎回共通して起こっています。
チンピラに絡まれたり、果物屋のおっちゃんの娘を誰かが助けたり。
一番重要なのはサテラやフェルト達の死がそれに含まれているのかどうか。今までのループを見ると、おおよそ同じ時間くらいに皆それぞれ死んでしまっていますが、まだなんとも言えないかなーといった感じ。
次回が気になるところです!
気になった点
記章を盗んだのはいつ?
時系列的によくわからないなぁと思った点がひとつあります。
この第二話冒頭(ループ4回目)で、スバルとサテラが会話しているなか、フェルトが隙を突いてステラから何かを盗み取っていました。
普通に考えれば記章を盗み取ったのでしょう。
しかし、第一話冒頭(OP直後)を振り返ってみると、記章を手にしたフェルトが屋根の上を走っていますね。
このシーンの後、スバル視点に戻りますが、この時点ではまだスバルは果物屋のおっちゃんに出会っていません。
つまりは、ループの始点以前の段階で記章は盗まれているのです。
これは第二話冒頭の話と辻褄が合わないように思います。
考えられる可能性は2つ。
- 第一話冒頭のフェルトは、実はもっと後の時間のシーンだった。(構成上の問題)
- 第二話でフェルトが盗み取ったのは記章ではない。(=盗み2回目)
ですね。
常識的に考えて同じ相手に、しかも逃走の真っ最中に2回目の盗みをはたらくというのは考えづらいので、単純に時系列を無視した構成になっていたのだと思います。
混乱するよ!
無理矢理第三の可能性を考えるとすれば、一話冒頭で盗まれていた記章を、サテラはフェルトから取り返したものの、二話冒頭でまたしても盗まれてしまったという可能性。
他にも説明付けようとすれば色々と考えられますが、やはり構成上の問題というのが一番有り得そうですね。
迷子を助けた一文無し
果物屋のおっちゃんは自分の娘が一文無しに助けられたと言っていましたね。
スバル以外の一文無しというとサテラしか思い浮かびませんし、1話同様、サテラが迷子を助けたのかと思いました。
そしてだからこそスバルの「この辺でスリ騒ぎがなかったか?」という質問に対して、ツララの魔法が使われるほどの騒ぎがあったと答えたのだと思いました。
当然ツララの魔法というくらいですから、これはステラに間違いないでしょう。
しかし、娘の恩人が当事者な騒ぎのわりには、ずいぶんと説明が他人事な感じがします。まるで、自分とは無関係な人物がスリにあったみたいな感じ。
些細な事な上に考え過ぎかもしれませんが、もしかしたら迷子を助けたのはステラじゃない可能性もあるのかなーって思いました。
気になる引き!
そんな些細な事が気になったぐらいで、後は物語にのめり込むように見ることが出来ました。
そして、続きが気になる良い引き!
このループでは、スバルはサテラと出会っていませんから、フェルトの仲間だと思われてそうですね。
この後どんな展開となるのか。
ラインハルトはどう関わってくるのか。
次回がとても楽しみです!
他春アニメの感想も書いてます。
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