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甲鉄城のカバネリ 9話 ネタバレ感想 美馬の考えが見えてきた!

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©カバネリ製作委員会

甲鉄城のカバネリ第9話、サブタイは「滅びの牙」です。
過激に動く美馬によって、もうめちゃくちゃだよ! という9話でした。以下ネタバレ含むあらすじと感想です。
*ネタバレ注意*

あらすじ

生駒達は金剛郭を守る最後の砦である磐戸駅に到着した。

領地内へ美馬達が進入することを拒む磐戸駅だったが、美馬は領主との会談を求める。

侵入した美馬達の工作により、門が開けられ、なんと大量のカバネが領地内へと侵入してきた。あっという間に磐戸駅は地獄絵図とかしてしまった。

そうして、美馬による幕府への反乱が始まったのだった。

美馬の思想

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ついに美馬による討幕戦争が始まってしまいましたね。

美馬は倒幕のために、わざとカバネを領地内へ招き入れるなんてことをしでかす、鬼畜な人間だったようです。なんてやつだ!
前回の話からは、これほどのヒトデナシだとは思わなかったんですが、これで美馬の考えてることはハッキリしてきました。

完全に復讐のためだけに行動していて、その後は知ったこっちゃないという破滅的な考えをしているのでしょうね。
なんなら復讐を無事に果たせたとしても、その場で自殺とかしちゃいそう印象を受けました。


美馬の考え方はよくわかりましたが、その部下達は一体どうして美馬に従っているのでしょうか。「砦にこもらないで外に出て戦おう!」みたいな事を美馬は言っていた様に思いますが、そんな美馬に付き従うとは正気の沙汰とは思えませんね。
幕府に勝ったとしても、安定した生活も何も無くなっちゃうのに。

それほどのカリスマ性があるということかな。

無線機?

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ついに今回、金剛郭と思われる場所が少し描かれました。
なんと通信施設があり、しかも描写からいって無線通信機がありそう…かな? ヘッドホンにケーブルが繋がってないように見えます。

どうやら金剛郭は大きな技術力を隠し持っていそうです。
美馬が戦いを挑んだとしても、一筋縄ではいかないでしょうね。


無線通信機器を見ると、この世界の科学技術って一体どうなってるの? なんて疑問も湧いてきますが、スチームパンクという世界観上、なんでもアリ状態なので気にしないほうが良い気もします。

巨大化する滅火

美馬に謎の液体を注入され、巨大化して大門を壊した滅火(ほろび)。
それほど描写はありませんでしたが、美馬とは深い関係がありそうでしたね。結局死んでしまいましたが…。

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後半、暴走したかのように見える彼女が美馬に襲いかかるも寸前で刃を止めるシーン。

美馬が汗をかいていましたが、私は最初滅火が涙を流しているのかと思いました。
美馬が汗をかいているということはつまり、死ぬかもしれないと思っていたということだと思いますが、美馬は避けようともしていませんでした。

この辺りにも、美馬の破滅主義的な部分が見えますね。将軍への復讐も、心の底から成し遂げたいというわけではなく、「今ここで死ぬのもそれはそれでいいか」みたいな心理があるのかもしれません。

生駒はどうするか

ハッキリと将軍 VS 美馬という構造が出てきましたが、生駒は今後どうするんでしょうね。

美馬に味方しないのは当然としても、将軍も美馬を戦場に置き去りにしたとのことから、ろくな人物ではないような気がします。


そういえば、滅火は美馬に対して「無名が戻ったから私を先に使うことにしたのでしょう」と言っていました。使うというのは、巨大化などさせるということでしょうけど、じゃぁ無名が戻る前は誰が”使われる”予定だったのか。
うーん。イマイチよく分からないです。

それは置いておいて。美馬達が次に攻めるのは金剛郭ということになりますが、その時は無名にあの謎の薬を使うということになりそうですね。

今回の件で、無名は美馬に対して不信感を抱いていますし、一体どうなっていくのか。

次週が待ち遠しい!



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